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山菜を取りに行く山で気を付ける事
最近問題になってきているのが、山菜を摂りにくる方の中に、
ごく一部ではありますが、心無い、マナーの悪い方がいる事です。
山菜ブームになり、ニワカ山菜摂りの人が出現する一昔前では
山菜を摂りに来られる方々は
『今日頂く分を少し摂らせてもらう』という山菜の摂り方をしていて
それは当たり前の事でした。
それが、最近では山の至る所に構わずゴミを平気で捨てたり、山菜を根こそぎ摂ったり、
全ての芽を摘んでしまったり、山菜を摂るために自分が邪魔だと思った木を切ってしまったり…
と言った迷惑行為が増えてきました。
車で山菜摂りに来る方の中には車の止め方に問題があり事故を呼ぶケースもあったりします。
また、山の中では椎茸をはじめ植物や山菜を栽培して生計を立てていらっしゃる方も沢山いて
その栽培している山菜などまでも盗って行ってしまう、悪質な事案も多発し後を絶ちません。
こういった事が多く発生していることから、
最近では山菜シーズンになると山のふもとに【立ち入り禁止】など書かれた看板を出して
見張りを置く山の持ち主も方も増えてきています。
山や土地の持ち主の方は
「意地悪とかでやっているのではない。見張りとかも正直しんどい。
でもゴミの問題や、売り物を盗られたのでは生活に支障が出るので止むを得ない…」
と悲しそうに話していらっしゃいました。
最低限のモラルを持って山に入りたいものです。
山菜を取りに行く場所は個人であれ、公共であれ、所有者は必ず存在しています。
自分の山や土地で無いのであれば許可が必要となります。
勝手に人の土地に入れば不法侵入、人の土地から何かを持ち出せば窃盗、
ゴミを置いてくれば不法投棄になってしまう場合もあります。
自分の持ち山以外で山菜採りをしようとする場合、立ち入り禁止の看板がないか確認したり、
持ち主の方に直接「山菜を少し分けて頂きたので入らせて下さい」と一言伝えましょう。
心配な場合は管轄市役所に問い合わせて、トラブルにならないようにしましょう。
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