マツタケ

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マツタケとは

マツタケとは、みなさんご存知
秋の味覚の王様とも言われている【マツタケ】というキノコの事です。

 

キシメジ科キシメジ属キシメジ亜属マツタケ節のキノコの一種で
赤松が多く生息している山林に自生しています。

 

比較的乾燥した場所を好みます。

 

マツタケには独特の強い香りがあり
日本では高級食材として取り扱われています。

 

赤松の周りに生えるとされるマツタケですが
樹齢20〜30年になる頃に発生が始まり
樹齢30〜40年頃はもっともマツタケの発生が盛んな時期で
樹齢70〜80年位たつとマツタケの発生は衰退する
といわれています。

 

また、マツタケは栄養が乏しく比較的乾燥した鉱質の土壌を好み
落葉や落枝が蓄積されてできる腐葉土のような場所は
マツタケの生息環境には不向きとされています。

マツタケの旬の時期

マツタケの旬の時期や収穫の時期は
8月の末ごろから顔を出し始め
最盛期は9月〜10月頃と言われていますが
九州などの比較的温暖な地域では11月末頃まで発生が確認されていたり
地域差がとても大きいのもマツタケの特徴の一つです。

 

また、マツタケは8月〜9月の降水間隔が発生の本数に
大きく影響を与えている事もわかってきています。

マツタケの分布

マツタケの分布は韓国や中国、北朝鮮などをはじめ
スェーデンなどの北欧やカナダやメキシコなどの北米にも
分布しています。

 

日本では北は北海道から南は九州までの広い地域に分布しています。

 

マツタケの食べ方

マツタケの食べ方は沢山ありますが
やはりまずはマツタケご飯ではないでしょうか。
他の具材は入れずマツタケと醤油とダシとみりんで炊くのが
一番マツタケの風味を損なわずに良いでしょう。

 

また、マツタケを繊維に逆らわずに2〜3つに裂いて
網で焼き砂糖醤油に付けて頂くのもおすすめです。

 

アルミホイルに玉ねぎとエノキ牛肉を置き
一番上にマツタケを好みの大きさに裂いて置き
すき焼きのタレなど甘辛いダシを掛け包み
ホイル焼きも絶品です!

 

鶏肉を入れたお澄まし汁は鳥からのダシと
マツタケの香りが絶妙においしいです。

マツタケの注意点

マツタケに似ている食用ではないキノコは沢山ありますので
マツタケ狩りの際には十分注意が必要です。

 

また、マツタケは古くなるとマツタケに含まれるアミノ酸が
有毒成分に変化するとも言われており
古くなったマツタケを食べると激しい嘔吐や下痢などといった
中毒症状を起こすこともありますので
新鮮なうちに食するようにしましょう。

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