カエンダケと毒性について

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毒キノコについて

どんなに分厚い植物図鑑やキノコ図鑑でも
載っている物はほんの一部です。
写真でみても実際のものと違って見えたりもします。
山菜やキノコや自己判断で採らず
分からないものや自信がないものは
摂らない、食べないが鉄則です。

カエンダケについて

ニクザキン目、ニクザキン科、ニクザキン属に属する
食べると死亡することがあり
触るだけでも皮膚がただれるなどの炎症を起こすなど
毒性が非常に強いキノコです。

 

夏から秋に広葉樹の地上に群生しており
表面の色はオレンジ〜赤色で細長い棒状です。

 

指状だったりサンゴのようにはえていたりします。

 

これまではさほど目に付かなかったキノコですが
地球の温暖化や最近問題になっている
ナラ枯れが増えた事によって
カエンダケの発生が増えてきているという説があります。

間違えやすいキノコ

ベニナギナタタケ

中毒症状

食べた後約30分も立たない短時間の間に症状が現れる場合もあります。

 

症状は発熱、悪寒、嘔吐、下痢、腹痛
手足のしびれなどの症状を起こします。

 

約2日後に消化器不全や小脳萎縮による運動障害など
脳神経障害により死に至る場合もあります。

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