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有毒植物について
どんなに分厚い植物図鑑やキノコ図鑑でも
載っている物はほんの一部です。
写真でみても実際のものと違って見えたりもします。
山菜やキノコや自己判断で採らず
分からないものや自信がないものは
摂らない、食べないが鉄則です。
スイセンについて
ゆり目、族ヒガンバナ科、スイセン属の多年草です。
すいせんには沢山の種類がありますが
多くは、冬から春にかけて
白や黄色の花を咲かせるものが多く
関東以西の本州の暖地海岸に野生の状態で生育します。
草丈は１５ｃｍ〜５０ｃｍほどに成長し
球根を付けます。
花が咲いていない状態では葉がニラやノビルに似ていることから
誤食が多く
また、球根はタマネギと間違えて食する事が多い中毒植物です。
スイセンには全体的に有毒ですが
特に球根部分には毒成分が多く
接触性皮膚炎になる事もあります。
ニラとの区別は
ニンニク臭がの有無で付けられるとあります。
間違えやすい山菜
葉の部分 … ニラ、ノビル
球根部 … 玉ねぎ
中毒症状
食べた後３０分以内という早さで中毒症状が現れます。
症状は吐き気やおう吐、頭痛、悪心、下痢、昏睡、流涎、発汗、体温低下など
